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やばい遅刻する
札幌の朝って結構忙しいですよね。アラームが鳴ってから時間との戦いの様子をテーマに作曲しました。雑音や通知音、鳥の鳴き声が耳を通る中なんとか急いでドアを開けて学校へ向かう様子をお楽しみください
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yonayona
夜の札幌の街を徘徊するのが好きだ。
電車が遠くで走る音、肌を心地よく抜ける風、緑が作り出すざわめき、そして自分の足音。
歩くことの楽しさを再認識させてくれる夜の札幌の街を表現しようと試みた。 -
動線
朝、人々はそれぞれの目的に向かい動き続ける。穏やかな住宅街から忙しないビル街へ、または騒々しい中心地から静かな街へ。
電車に乗ればたった数分間で、感じる雰囲気もガラッと変わる、それが札幌の面白いところだと思う。
乗り換え駅を速歩きで進む人たちは、皆これから始まる今日のことを考えていて、頭の中ではこれから向かう未来の音が鳴り響いている。あれはどうしよう、これが楽しみだ!そう考えているうちに降車駅に到着してしまった。そんな落ち着かない脳内の音を表したサウンドロゴ。 -
また明日、
このサウンドロゴでは、冬の札幌の冷たさと賑やかさを表現した。始めと終わりを地下鉄の音で揃えることで、安定感を確保しつつ都会らしさを強調した。それらの音に挟まれるようにして、人々の会話や道路の喧騒を配置し、人のぬくもりや動きがあることを表した。その音に重なるようなチャイムの音は、地下鉄との類似性と氷のイメージを演出している。
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おだやか、春
残雪が溶けていく様子、穏やかな心地いい春が訪れたことを駅の音楽のような表情で北海道の交通の要でもある札幌を表した。
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臨界点
札幌は、北海道を代表する100万都市である。札幌はあらゆるモノで溢れ返っている。とてつもない人、乗り物、建物の数が、中心部に集中する。それは、キャパシティをゆうに超えているかのような、臨界点を超えているかのような様相でいる。こちらは、どんどんと人の雑踏が増していき、それが限界に達するといった状況をイメージして制作した。臨界点という表現は、とてつもない物量を誇る札幌の表現を手助けしてくれると考えた。
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札幌交響曲
札幌で生まれ育った私は、小学校の頃からスクールバンドがあったり、学校行事でPMF(国際教育音楽祭)に参加したりと音楽が常に身近にあった。よって「音楽」をテーマに、自然と都会の2面性のある札幌の音を混ぜて、オーケストラ風に制作した。初めはチューニングから始まり、地下鉄のぴぴっという改札音を合図に演奏が始まる。
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おらの人生が動く街
札幌
-ある人にとっては落ち着ける場所。またある人にとっては挑戦させてくれる場所、成長させてくれる場所、甘えさせてくれない場所。足音とはカッコつけて言うと、人生が動く音。足音が聞こえる時、おらの人生は動いているのかもしれない。挑戦や成長を支える札幌をイメージした安定的で穏やかなギターの伴奏がメロディーの足音を支え、街に溶けていく人生をその人の目線から描いた。走って、間に合って、街に溶けて。ただひたすらに過ぎていく毎日だけど、挑戦する自分を支えてくれる札幌で今日も生きていくという前向きなメッセージを込めた作品。
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音楽の世界へ
札幌らしさと音楽について考えた時、小学生の頃に毎年行ったkitaraの存在を思い出した。喧騒から始まり、神聖な音楽の世界へ踏み入るような様子を表した。
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北の大地
私は札幌の豪雪地帯でありながらも発展した都市という点に着目した。自然も工業も豊かで様々な人が訪れる街。賑わいも閑静も兼ね備えた札幌ならではの、多様性溢れる音。
ドラムの安定感ある土台に、札幌市で録った大自然や雑踏の音を時計台などをモチーフに想いながらランダムに載せた。開拓よりも前から始まる歴史を刻む。 -
さっ、ぽ、ろろろ
生活する中で耳にする音で「札幌」という言葉の音を構成した。「さっ」は砂の音、「ぽ」は水滴が落ちる音、「ろろろ」は車のエンジンの音。札幌は自然と人工が共生していると言う特徴を元となる音で表現した。最後に地面を踏み締める音を用いることで、「地に足をつける人間」つまり、自然と人工の共生の未来を描いた。
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開拓の足音
札幌のイメージとは? 私の中にあったのは、大空に手を伸ばすクラーク博士の像と、街の開拓の歴史だった。羊ヶ丘の展望台に上ると、どこまでも続く街と、その間を縫って広がる道路が見える。土地を開拓する。開拓して人が増える。技術が進歩していく。人が増えていくことと、それに伴う移動手段の発達は、その土地の発展の証だと思う。北海道の広大な大地が切り開かれていく様子を、人々の移動をささえる交通手段の音と重ね合わせて表現した。
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星空の散歩
冬の星空を散歩する優雅でありつつも儚げなメロディー。不安定なピアノの音と遠くで響き渡る石や鳥の音が奏でる情景は、寂しさとともに私たちの心に寄り添ってくれるような温かみを持っている。しかし札幌では街中で星空を見られることは少ない。それをノイズによって表現するという、理想の風景にもやがかかったような皮肉混じりの作品でもある。
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海陽
テーマは海ですが、直接海に関連している音は使っていません。札幌の山と海に囲まれた風土が様々な表情を見せる特性を、海のように幅広いという意味で海陽と名付けました。地下鉄が到着する音や踏切の音など電車関連の音もよく使っているのでぜひ聞いて見つけてみてください。
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遅遅
札幌の常に自然に囲まれた環境。落ち着くような、眠くなるような柔らかい空気。
真夜中の川のせせらぎや、早朝の鳥の囀り。夕暮れ期に雨が上がり、ゆっくり流れる時間を噛み締めながら過ごす時間。この環境で過ごしたからこそ、この曲で浮かぶ情景がある。そんなイメージを思い描き流れ制作した。 -
冬と街
札幌には自然が溢れている。今回はその中で道外からも注目される雪にフォーカスし、雪の中を歩く足音から始まる。しかし札幌の魅力は自然だけではない。機械音や話し声を入れることでここに住んでる人や観光に来る人の多さ、発展しているさまを表現した。途中から足音が硬い音にかわり、歩いている場所自然あふれる場所から都会に移り変わる情景を表している。
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kakakakakkou
川の流れをバックコーラスに、カッコウの歌声が響き渡る。カッコウとは、札幌市民の投票によって決められた由緒正しき札幌の鳥である。だが、そんなことを彼らは知るわけもない。今日も彼らは、徐々に重ねられていく声で絶妙な不協和音を織りなし、街へと届けていく____。
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旅へ
札幌からはさまざまな交通機関を利用することでどこへでも旅立つことができる。そこで私は札幌を旅立ちの土地として曲を作成した。最初に札幌に着くというアナウンスを流し、それから人々がそれぞれの目的地へ旅立っていく様子を繰り返しのメロディーで表している。また、合間に青信号の音や駅のチャイムの音を入れることで旅立ちに向かって歩いているようすを演出した。
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雪とけて夏
札幌は都会な場所と田舎な場所が混在している珍しい場所だと思います。だから、この不思議さを音で表現するために風や水・鳥の声にスマホのタップ音などを加えてアンバランスだけど整った曲になるよう製作しました。
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銀
札幌のサウンドロゴを作る際に、札幌のイメージとして最初に浮かんだのが、「車」です。私は出身が小樽で、大学進学を機に札幌で一人暮らしをしています。住んでから、より札幌を都会だなと感じるようになったんですが、なんといっても車の音が鳴り止まないことに驚きました。また、雪国の都市であることも表現したく、ベルで表現してみました。目を瞑ってみれば、冬の札幌を歩いている気分になれるサウンドロゴになったと思います。
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ASABOP
ASABU+RAP=ASABOP。BOPとは、軽快なリズムに合わせて踊ること。アサブとラップとバップとともに、さあ乗り込め!
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森で踊ろう
森で共鳴し合う鳥とリバースされた鳥の声、そこにドラムも合わせる事で、踊り出したくなるようなサウンドを表現しました。そこにスパイスを加えるべく、石がジャラジャラと鳴る音も追加して、サウンドに面白みを持たせました。森の自然の中で愉快に踊り楽しむサウンドをお楽しみください。
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口笛を吹く
札幌の街中を歩いていると、つい口笛を吹いてしまうことがあります。
「都会」は怖いところですから、街中で口笛を吹いてしまうのはおかしいはずです。
きっと、札幌はいい意味で都会らしくないのでしょう。一歩踏み出せば豊かな自然があり、田舎を感じられる。それが札幌の良さではないでしょうか。 -
冬の心
札幌の冬の寒さが、その中に溶け込む人の、心の冷たさ、寂しさに寄り添っているようなイメージを表現した。様々な心の中の葛藤を採取した雑音で、採取した雫の音は涙を表している。アルペジオからなるメロディーは、優しく落ちてゆく札幌の雪が表現されている。
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kumazasa-spring!
北海道なら標高が低くてもどこにでも生えている熊笹。風が吹いてその固い葉がこすれる独特な音で、札幌らしさを表現。熊笹は顔を出していても、まだ雪の残る春は、足音の中にもアスファルトを踏む音と氷の割れる音が交じる。最後の水の音は、雪解け水の水溜まりを踏む音をイメージし、春の始まりを表現した。
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夏と空
段々と暖かくなる日差しと、夏の訪れを感じるような雰囲気を表現しました。ポップで馴染みやすい曲調にすることで明るい演出をしました。
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雑多
大都市である札幌を表現するために街の音を中心に音を採集した。
整った街並みを規則的なリズムで、街の中を行き交う人を街の何気ない音と逆再生の音楽で表現した。
進んで行く時間と逆再生する音楽の矛盾で都市の複雑さを表した。 -
久しぶり。
一年越し、雪が降り積もり始めた月の朝、クローゼットの奥から取り出した外套のチャックを一番上まであげる。空が少し高く見え、冷たくて澄んだ空気と、真っ白の景色。快晴の冬の日という札幌の風景を表した。ゆっくりと、つい足音を気にしながら歩いてしまう日をイメージして作成した。
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冬の熱
昨年4月にはじめて札幌へ来た私が1年を過ごしてみて印象に残っているのは「冬」です。はじめて過ごした雪国の冬で感じたことを形にしました。1つは、雪に冷たさ。そしてもう1つは、人のあたたかさです。雪がもたらす冷たさや寒さを通して、私が感じた人に触れた時のあたたかさを表現しました。冬が長く厳しい札幌だからこそ感じることができたものだと思います。雪が降る様子を少し冷たい音で、人に触れ、あたたかさを感じる様子を心音のような2種の一定した音と不定期なおだやかな音で制作しました。
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うつり
札幌の春から夏にかけてを表現した。札幌の雪が溶けてきたときに少し悲しさがある、しかしそれと同時に、春が訪れ桜がふり新しい出会いもあり、そこに嬉しさもある。最後に音がだんだん小さくなっている表現は、悲しさを表現強調するのと同時に春の新しい出会いに胸を膨らませているというのを表した。
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日々
札幌で過ごす日々の生活を音で表した。基本的に温かい人が多く楽しい毎日だが、嫌なことや悲しいことなど、日常にノイズが入る。主旋律は緩やかな音楽と鳥の鳴き声によって作られた音で構成され、時折雨音などのノイズに見立てた音が鳴る。最後は明るい音が奏でられ希望を表して曲が終わる。
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サッポロセレナーデ
札幌は寒い。お話にならないぐらい寒い時もある。なぜこれほど寒いのか不安になることもある。しかし、その寒さ、冷たさの中にある温もりを見つけた時、生きていて良かったと思えたりもする。そんな札幌の不思議な部分を音に込めました。この音楽が誰かの灯火となりますように。
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碁盤の道
このサウンドロゴは、札幌の道路を表現した。札幌に来てから一番印象に残ったことが、街の中を直線の道が格子状に並んでいることだ。中島公園から札幌駅が見えるくらいまっすぐに走る通りに初めて立った時は、感動を覚えた。こんな街の通りの様子を、重なり合う和音と足音のリズム、車の通る音で表現した。
使用音源:Street_Car.wav(https://freesound.org/people/dggrunzweig/sounds/341569/) -
雪国の森
札幌といえば雪国、自然と都会の共存のイメージがあるので、神秘的で涼しい森の音と、ピアノ、またハープの音も入れました。またウィンドチャイムがうちにあるのでそれを使って都会的なイメージにぴったりになるように金属っぽい音を入れました。
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都市、自然
人々が行き交う街中にも自然を感じることができるまち・札幌。交差点で聞こえる歩行者信号機の一定のリズムの中に、木々が風に揺られてささめく音や、雪解けの水が木の葉から滴り落ちる音を一緒に聴くことだってできる。そんな「大都市と大自然が共存する札幌」を音で表現しました。
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銀河を見つめる
札幌の冬の夜空が好きです。人工的な光から離れた静かな場所で五感を研ぎ澄ませると色々なものが感じられます。その感覚を音にしました。
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散策
札幌といえば都会のようなイメージがあるが、私にとっては緑のイメージも同じくらいある。なので、鳥の声や草を蹴る音などを取り入れた。さらに街中の喧騒を入れて、散歩の時の騒がしさを表現した。
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ambitious
札幌の観光名所の一つである羊ヶ丘展望台をモチーフに作成。噴水の涼しく心地よい音や、羊たちが日向ぼっこをするようにのんびりと過ごしている様子を想起させる音を表現した。トランペットの音色で、大志を抱く力強い雰囲気に仕上げた。
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breath
札幌特有の、刺すような肌寒い秋頃をイメージして構成しました。まだ雪が降り始めていなくてスニーカーを履けるような季節で、厚着で走っている私を想像しながら制作しました。また、ストリングスを用いて音に厚みを持たせました。
[音素材]
Female Breathing Heavily (2)
https://freesound.org/people/OwlStorm/sounds/151215/ -
喧騒、氷結。
札幌はあらゆる雑音で溢れている。車の走る音、スーツケースを転がす音、工事現場の音……時には嫌気がさしてしまうような大都市の喧騒も、冬になると雪の白さで美しく扮飾されてゆく。
背後にある環境音の上に雪のようなピアノの旋律を重ね合わせることで都市ならではの表層の美しさと儚さ、そして冷たさを表現しました。 -
自然都市
道外出身の私の札幌のイメージといえば「都会」であったが、実際に住んで感じたのは豊かな「自然」であった。そんな札幌の二面性をイメージしながら、前半部分では鳥の鳴き声、水の音、草を踏む音を利用した自然を、後半部分では室内での足音を利用した都会っぽさを表現した。
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冬の夜
札幌の冬の夜。冷えきった空気にしんしんと降る雪の音、足音、風の音。寂しさのなかにふと居心地の良さを感じるような札幌の冬。JR北海道の盲導鈴の優しい音色を自然の音から組み合わせ、雪国の暖かさと哀愁を表現しました。
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星ふるまち
普段から星空を見上げたことはあるでしょうか。
人々行き交い賑わうまち札幌、しかし中心部からほんの少し離れただけで自然いっぱいの緑あふれる美しい景色。実は私たちの上にもまた別の美しい景色が広がっています。
大都会とも言えるこのまち札幌で日々の喧騒から抜け出し小さな輝きが散りばめられた空と一体になり過ごす静かなひと時。心の休まる瞬間。 -
オヒルゴハン
札幌の印象として、時間の流れが緩やかでのんびりとしている感じがあるなと思っている。ロゴの素材集めが終わり一旦ベンチに腰掛けて、なにを食べようか、午後からはなにをしようか、などと考えながらぼんやり過ごす様子を表現している。頭がそんなに働いていなさそうな「べにょ〜ん」という音がお気に入り。
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サッポロカイタク
開拓者が新しい地に足を踏み入れて開拓する場面から始まります。岩のような音とともに工事が進み札幌の中心街は発展していき、開拓者は新しい街の扉を開きます。途中の水が流れる音は時間の流れも表しています。交通も便利でたくさんの人が訪れるようになった楽しい街ですが、その過程にはたくさんの人の想いがあったと思います。開拓者はこれからも札幌を開拓し続けます。
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自然と人と札幌
札幌は北海道の政令指定都市であり人が多く賑わっている一方、各所で豊かな自然が見られる。水、植物、澄んだ空気が運ぶ風。これらを表現するため素材の味を極限まで活かし作曲ソフト内蔵楽器は使わない。また、どこへいっても工事の音がする札幌。実際の建築音ではなく概念として捉えた鈍く響く音を耳を澄まして聞いて欲しい。
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p a r k
札幌に来て公園の数が多い事に気づき、歩いていれば目に入る公園に札幌らしさを感じる様になった。実際に公園に行き遊具の音や自然と聞こえる音を録音し、全て公園で録音した音を使用し作成した。「公園に入ってからは賑やかだが楽しい時間は過ぎていってしまう。」そんな様子を曲にした。
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冬の夜道
札幌といえば、雪。その雪が綺麗に見えるのは夜だと感じたため、『冬に歩く夜道』を意識して作曲した。夜は夜でも季節によって、感じ方は変わる。今回は、冬だが暖かく感じる不思議な夜をイメージしている。静かな道に響かせている足音や、うっすらと聞こえる電車の音から、学校や会社などの帰り道を感じられるだろう。
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waku
ごく普通の変哲のない毎日の日常の中でこの札幌の自然を感じ、それを楽しむというテーマで制作。家を出た瞬間から始まる自分の歩く道が、とてもワクワクし浮き足立ってしまうような気持ちを表現した。普段の日常でも少しずつ季節の移り変わりを感じキラキラワクワクさせてくれる札幌という街に寄り添って考えた。
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山、水、ひとり
札幌の街は不思議だ。建物も、人も、自然も、すべてが小さくまとまっているが全く窮屈さを感じさせず、むしろ開放的だと感じる。
そんな小さな都市でのひとり暮らしは孤独を感じることが少なく、とても心地がいい。
今回の作品ではそんな札幌での私の暮らしとそのすぐ傍にある穏やかな自然を表現した。 -
雪の森
札幌の自然豊かな部分と雪が降るという特徴を生かした作品にした。雪を踏み歩く音、葉っぱと垂れ下がるつら、そして白い息を吐き、最後には表面が凍った池があるという雪の森を歩く流れになっている。フルートの音色は美しく降る雪を想像させ、ベースのオルガンは森の静けさや神秘的な雰囲気をイメージした。
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陽だまり
冬に雪の上を歩く時は、雪を踏みしめる音だけが響いて、神秘的である。雪は全ての音を吸収してしまい、私たちを不思議な世界に連れて行ってくれる。少し季節が進み気温が上がると、雪は溶け始め、水分を多く含んだ雪がシャリシャリと響く。シャリシャリ雪を踏みしめて、もうすぐ春になる陽だまりの暖かさやのんびりとした雰囲気を表現した。
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kita
寒いのに街は賑わい夜なのに雪で明るい札幌。防寒してても貫通するほどの寒さを初めて実感した。こんなに寒いところが日本にあるのかと驚愕した。どこを歩いても雪、雪、雪。初めて札幌へ来たときは雪を踏むのが楽しかった。その時の雪に対する純粋な気持ちを思い出して作曲した。
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One Light
札幌の街は喧騒に溢れているのに、少し中心部から離れてしまうと寂しいほどの静寂と自然に包まれる。ぼうっとすれば置いていかれそうになる早歩きな街の冷たさ、それでも都会一色じゃないアンバランスさを表現した。街を歩く人々を、札幌を創る光の一つと捉え『One Light』と名付けた。
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温かみ
札幌に来たばかりの去年は異郷の地と感じていたけど、今となっては帰ってくると安心するようになった。そんな温かくなるような気持ちを温かい音の重なりや音質で表現した。そして札幌は賑わう街中、ゆったりと自分を見つめ直せる自然などあらゆる一面を持っている。その多様性も音の変化で表現した。
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Early evening
札幌の自然豊かな熱気、香り、光、音を1番強く感じられるのは夕方であると思う。
夕日に照らされて水たまりや雪解け水がキラキラ輝く音、夕方の少し冷たい風の音、カラスの鳴き声といった夕方に見られる特質的な音を取り込んだ。
また、夕方は優しい気持ちになれるので全体的にやわらかい音で統一した。このサウンドで札幌の夕方を好きになる。 -
かんせい
「感性」「歓声」「閑静」
人が沢山いれば個々の「感性」は違う。人が沢山いれば多くの「歓声」が聞こえる。
帰路に着くと「閑静」な街並みに戻る。札幌は交通機関を使えば賑やかな所も、静かな所にも行くことができる。
そんな日常の音をギターとピアノの音に乗せて表現しました。 -
森の鬼ごっこ
札幌の自然を意識しながら制作した作品。森の中に潜む危険、追われる私。それらの状況を鈴、ページを捲る音、私の声で表現した。一つ一つの音は普段の日常にありふれた音であるが、組み合わせ方によって独特の不気味さが際立ち、聴くものに想像力を働かせるものにするために曖昧さを含めた。
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Boarding Bridge
微睡の中、ポーンという機内音が聞こえて自分が今どこにいるのか思い出した。窓の向こうには雪が舞っている。着陸の僅かな衝撃の後、人々はぞろぞろと機内から去っていった。私は膝にかけていたコートと鞄を手にして立ち上がる。身体が鉛のように重い。連結通路に出ると、東京では感じられなかった凍てつくような寒さが身を包む。誘導灯の光に照らされた、音もなく、静かに降り積もる雪に懐かしさを感じながら私は空港を後にした。
クレジット:効果音辞典様(https://sounddictionary.info/machines-1/)
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駆け抜ける木陰道
自然と都市が共存する札幌に生きるこどもたちは、水や葉の声を背負って木陰道を駆け抜けていく。どこの家からか聴こえる拙いピアノのメロディを追って、一度止まってもまた走る。森が思い浮かぶように自然の音を織り込み、未来に向かって走る札幌の若者を表現した。
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c0nfusi0n
札幌という都市。そこでは多くの音が混じり合い、常に奏で合っている。奏でられた音色は多くの解釈を経て、入り乱れ、混乱に変わっていく。多くの人の感情が交差する札幌、それぞれの心に隠れているマイナスな何か。マイナスの奥に安心感があるような、言葉にならない音を感じられるように制作しました。
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街の灯
学校帰り、バス車内や駅周辺なんかは本当に人が多いですが、駅から自宅までの帰路はとても夜のしじまを感じられます。こんなふうに札幌は「あっちは人が多くてこっちは静か」というのが非常にはっきりしてる感覚があります。喧騒を抜けてのらりくらり。夕暮れの静かさに耽りながら帰路につく。札幌に生きる自分の日常をイメージしました。
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Birth
札幌は自然と都市両方とも大切に調和しており、昔から現代まで、新たな未来に向けて新しい生命、建物、もの、デザインなどを誕生させていると感じます。新しい何かを日々誕生させていく、そのようなイメージを曲として制作してみました。
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木との対話
自分で録音した音から木のような音ができたので、そこから自然が豊かな札幌の地で木と対話しているかのようなそんな不思議な気持ちになるものを作成しました。ただそこに佇んでいる木ではなく今にも動き出しそうなのびのびと生きている木との会話をお楽しみあれ。
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雑多と綺麗
私が初めて札幌に来た時に感じたのは、人の多さとその賑やかさ、そして景色の綺麗さでした。そんな対象的な2つの要素を、地下歩道の音とピアノの音で表現しました。ピアノの綺麗な音色は、冬の札幌に降る雪も連想させると思います。
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つかめない
「あぁ、札幌にいる。」と感じるのは、いつも移動の最中です。流れていく形のない札幌はとても大きくてつかめない。そしてどんどんと離れていってしまう。そんな札幌の姿を列車の汽笛の音を存分に使うことで印象付けました。また、ここ芸術の森で録音した「さいっぽろ」という生き物の声も一緒にミックスしています。
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銀を歩く
札幌のアイデンティティと言えば冬に降る雪。雪を踏みしめて銀世界を歩き、鈴の音がクリスマスを誘います。冬のゆったりとした時の流れに身を任せながらも、3パターンのベルがクリスマスの高揚感を持たせる、広大な土地に賑わいのある札幌にぴったりな音に仕上げました。
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